「シャカシャカ、キュッ」この地味な音が、10年後のサビを防ぐ秘密です。

新しい一週間が始まりました!今週も街のあちこちで、職人たちの元気な声と作業の音が響いています。
さて、月曜日は「仕事の裏側」のお話。
今日現場から聞こえてくるのは、ペンキを塗る音ではなく、「シャカシャカ」「ガリガリ」という少し硬い音です。
これは、ベランダの手すりや階段などの鉄部を、ペンキを塗る前にヤスリや専用の工具で磨き上げる『ケレン』という作業の音なんです。
🔍 なぜ、塗る前に傷をつけるのか?
一見、ツルツルの表面にそのままペンキを塗った方が綺麗に見える気がしますよね。でも、実はそれが大間違い!
ツルツルの鉄にそのまま塗ると、ペンキが引っかかる場所がなく、数年でペリペリとシールのように剥がれてしまうのです。
あえて表面に細かな傷をつける(目荒らしする)ことで、ペンキがしっかりと食い込み、10年経っても剥がれない強い膜が作られます。同時に、目に見えない微細なサビの根っこも、この時に徹底的に削り落とします。
💡 塗ってしまえば、誰も気づかない場所だからこそ
このケレン作業は、塗り終わってしまえばお客様には一切見えなくなります。
手を抜こうと思えば、いくらでも抜けてしまう場所です。
だからこそ、私たちはここに一番時間をかけます。
「見えない場所にこそ、職人のプライドが宿る」
今週も、誰にも見えない下地から、どこよりも丁寧に仕上げてまいります!💪