「30坪の家」の塗装面積はなぜ30坪じゃない?見積書の『㎡(平米)』の正しい計算方法

皆さま、こんにちは!株式会社KYOEIです。😊
梅雨の合間の晴れ間は日差しが強く、本格的な夏の訪れも予感させる火曜日ですね。現場の職人たちは、こまめな水分補給を挟みながら、今日も変わらぬ集中力で美しい壁を作り上げています。
さて、火曜日は知っておくと見積書を見る目がガラリと変わる「プロの豆知識」の日です。
外壁塗装の見積もりを取った際、多くの会社が「外壁塗装一式」ではなく、「〇〇㎡(平方メートル・平米)」という単位で金額を計算しているのを目にされるかと思います。
ここでよくお客様から、「うちの家は『30坪』って聞いてるんだけど、見積書には『130㎡』って書いてある。これって計算が合っているの?」という素朴な疑問をいただきます。
結論から申し上げますと、「建物の坪数(床面積)」と「外壁の塗装面積(㎡)」は、全く異なる数字になります。本日は、見積書の信頼性を見極めるための、塗装面積の正しい仕組みを分かりやすく解説いたします。
🔍 なぜ「坪数」と「塗装面積」は一致しないのか?
「坪数(延床面積)」というのは、あくまで「お家の中の床の広さ」を足したものです。
しかし、私たちがペンキを塗るのは床ではなく、お家の「外側の壁」ですよね。
例えば、同じ「30坪(約100㎡)の床面積」のお家であっても、
1階建て(平屋)のお家
2階建てのお家
窓が非常に大きいお家
これらによって、外壁の面積は全く変わってきます。特に2階建てのお家は、上に高く伸びる分、床面積に対して外壁の面積がグッと広くなります。そのため、一般的に30坪の2階建て住宅の場合、外壁の塗装面積はおおよそ「120㎡〜140㎡」程度になることが多いのです。
💡 塗装面積を割り出す「プロの計算式」
正確な面積は、お家の「図面(立面図や平面図)」をお預かりし、窓や玄関ドアなどの「塗らない部分の面積」を1箇所ずつ引き算して算出します。
もし図面がない場合でも、現場で直接メジャーを使って外周と高さを測ることで正確な数字を出せますが、業界内には大まかな目安を知るための「係数」を用いた計算式があります。
$$ \text{外壁の塗装面積 (㎡)} \approx \text{延床面積 (坪)} \times 3.3 \times 1.2 $$
3.3:坪を「㎡」に換算するための数字です。
1.2:お家の形状や窓の存在を考慮した一般的な「係数」です。
この計算式に「30坪」を当てはめると、 30 \times 3.3 \times 1.2 = 118.8 となり、約120㎡という目安が弾き出されます。
⚠️ ここをチェック!悪徳業者を見抜くポイント
見積書を見た際、以下のような表記がある場合は少し注意が必要です。

  1. 「外壁塗装一式」としか書かれていない
    面積の手間を省き、どんぶり勘定で高い金額を請求されている可能性があります。また、塗料の規定量を守って塗られているかの判断もできなくなります。
  2. 窓やドアの面積が「引き算」されていない
    ガラス窓や大きな玄関ドアにはペンキを塗りません。優良な業者であれば、全体の面積からこれらの「開口部」を必ず差し引いて計算します。ここを引かずに面積を大きく水増しする業者も存在します。
    「大切なお客様の費用だからこそ、1㎡の狂いもなく誠実に計算したい。」
    株式会社KYOEIでは、現地調査の際にレーザー距離計や図面を用いて細部まで正確に計測し、なぜその㎡数になったのかを、お見積り時に根拠を持ってしっかりとご説明しています。
    「他社の見積もりをもらったけれど、この面積って適正なのかな?」と不安に思われた方は、セカンドオピニオンとしての診断も喜んで承ります。地元の頼れる専門店として、どうぞお気軽に株式会社KYOEIまでご相談ください。
    明日の水曜日は、私たちがこの街の施工において「絶対に譲れない一線」にしている、地域密着への想いをお届けします。明日もどうぞお楽しみに!