「水性ペンキは雨で流れる」は大きな誤解!現代の外壁塗装で『水性塗料』が主流なロジカルな理由

皆さま、こんにちは!株式会社KYOEIです。😊
7月中旬を迎え、気温もぐんぐんと上がってまいりました。窓を開けて涼しい風を入れたくなる季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、火曜日は知っておくとお家づくりがもっと楽しくなる「プロの豆知識」をお届けする日です。
外壁塗装と聞くと、多くの方が「あのシンナーの強いツンとした臭い」を想像されるかもしれません。しかし、実はいま、住宅の外壁塗装で使用される塗料の約8割以上が、シンナーを使わない『水性塗料』に変わっているのをご存じでしょうか?
お見積りの際に「今回は水性塗料を使用します」とご説明すると、「えっ、水性って絵の具みたいに雨で流れ落ちてしまわないの?」と驚かれるお客様がいらっしゃいます。
本日は、その素朴な疑問にお答えしつつ、現代の塗装において水性塗料が選ばれる理由を分かりやすく解説いたします。
🔍 なぜ、水性塗料は雨で流れないのか?
結論から申し上げますと、「完全に乾いた水性塗料は、絶対に水に溶けません」。
塗料というのは、色をつける成分や樹脂を「何か」で溶かして液体状にしています。
シンナーで溶かしているのが「油性塗料」、水で溶かしているのが「水性塗料」です。
水性塗料を外壁に塗った後、太陽の熱と風によって水分が蒸発すると、残った樹脂の成分同士が化学反応を起こしてガッチリと結びつきます。これを「架橋(かきょう)反応」と呼びます。
一度この反応が起きて強靭なプラスチックのような膜(塗膜)が完成してしまえば、その後どれだけ大雨が降ろうとも、再び水に溶けることは決してないのです。
💡 プロが水性塗料をおすすめする3つの大きな理由
ひと昔前は「油性の方が長持ちする」と言われていた時代もありましたが、現在の水性塗料は技術革新により、油性と同等かそれ以上の耐久性を誇るようになりました。私たちが積極的に水性塗料を採用しているのには、明確な理由があります。
ご近所トラブルを防ぐ「圧倒的な低臭気」
シンナーを使用しないため、あの独特な強い刺激臭がほとんどありません。窓を開ける機会が増える夏の時期でも、ご家族や近隣の皆さまに臭いのストレスを与えることなく、快適に工事を進めることができます。
環境と人体に優しい「安全性」
揮発性有機化合物(VOC)の排出量が極めて少なく、小さなお子様やペットがいるご家庭、アレルギー体質の方でも安心してお過ごしいただけます。また、引火する危険性もないため、火災のリスクもありません。
外壁材を選ばない「柔軟性」
現在の住宅で多く使われているサイディングボードなどの外壁材と非常に相性が良く、建物の微細な揺れに合わせて塗膜が伸び縮みするため、ひび割れが起きにくいという特徴があります。
🏠 適材適所の使い分けが、プロフェッショナルの技
「じゃあ、全部水性で塗ればいいの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
鉄製の手すりや、雨樋(あまどい)などのツルツルしたプラスチック部分には、まだまだ密着力の強い「油性塗料」の方が適しています。
外壁は環境に優しい水性で、鉄部はサビに強い油性で。
お家のパーツごとに最も適した塗料を緻密に使い分けることこそが、株式会社KYOEIのプロとしてのこだわりです。
「うちの壁にはどんな塗料が合うのかな?」「臭いが心配で塗装をためらっている」という方は、ぜひ一度、地元の専門店である株式会社KYOEIまでご相談ください。最新の塗料知識をもとに、ストレスフリーな施工プランをご提案いたします!
明日の水曜日は、私たちがこの街の施工において「絶対に譲れない一線」にしている、地域密着への想いをお届けします。明日もどうぞお楽しみに!