見えなくなる1層目に命をかける。上塗り塗料をガッチリ掴んで離さない「下塗り」の重要性

皆さま、こんにちは!株式会社KYOEIです。😊
新しい一週間がスタートしましたね。7月に入り、日差しも一段と力強さを増してきました。今週も熱中症対策を万全に、職人一同、地域の皆さまの大切なお住まいを守るために全力で現場に向き合ってまいります。
さて、月曜日は塗装工事の「知られざる裏側」をお届けする日です。
外壁塗装は、一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3回の重ね塗りを経て完成します。
多くのお客様は、最後に塗る「中塗り・上塗り(お家の色を決める綺麗なペンキ)」に注目されますが、私たちが最も神経を尖らせ、絶対に手を抜けないと考えているのは、実は1回目に塗る透明や白の地味なペンキ、『下塗り(したぬり)』の工程です。
本日は、仕上がった後には100%見えなくなってしまう、この「下塗り」がお家を長持ちさせるためにどれほど重要な役割を果たしているのかを解説いたします。
🔍 なぜ、色をつける前に「下塗り」が必要なのか?
下塗り塗料(シーラーやフィラー、プライマーと呼ばれます)には、主に3つの決定的な役割があります。

  1. 外壁材と上塗り塗料を繋ぐ「最強の接着剤」
    もし、傷んだ外壁の上に直接色つきのペンキ(上塗り材)を塗ってしまうと、ペンキは壁にうまく密着せず、数年もしないうちにペラペラと剥がれてしまいます。下塗り材は、外壁の表面に強力な粘着性の膜を作り、後に塗る中塗り・上塗り塗料を「ガッチリと掴んで離さない」ための接着剤の役割を果たします。
  2. 傷んだ外壁の「吸い込み」を止める
    長年紫外線に晒されて傷んだ外壁は、例えるなら「乾いたスポンジ」のような状態です。そのまま色つきのペンキを塗ると、外壁がペンキの水分や油分をどんどん吸い込んでしまい、表面に色ムラやツヤのムラができてしまいます。下塗りをしてあらかじめ壁のストローを塞いでおくことで、上塗り塗料が美しく、均一に仕上がるようになります。
  3. 微細なひび割れを埋めて下地を「平滑(フラット)」にする
    「フィラー」と呼ばれる下塗り材は、少しドロッとした厚みのある材料です。これを使うことで、外壁にあるヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび割れ)を綺麗に埋め、デコボコした表面をなめらかに整えることができます。
    💡 外壁の「状態」に合わせて材料を使い分けるのがプロの腕
    この下塗り、ただ塗れば良いというわけではありません。
    お家が「サイディング」なのか「モルタル」なのかという外壁の素材、誠にその劣化度合いによって、使用する下塗り材を正しく見極める必要があります。
    もし、スカスカに傷んだ外壁に対してシャビシャビとした薄い下塗り材を1回塗っただけでは、接着効果が足りません。そのような場合、株式会社KYOEIでは「下塗りを2回行う(計4回塗り)」という選択をします。
    材料費も手間も余分にかかりますが、ここで妥協してしまっては、どんなに高級で耐久性の高い上塗り塗料を使っても全てが台無しになってしまうからです。
    「見えなくなる1層目にこそ、株式会社KYOEIの良心が宿る。」
    私たちは、10年後、20年後も「KYOEIさんに頼んで本当に長持ちした」と喜んでいただくために、今日も見えない下塗りに魂を込めてローラーを転がしています。
    「うちの壁、前回の塗装から時間が経っているけれど、下地は大丈夫かしら?」と気になった方は、ぜひお気軽に株式会社KYOEIまでご相談ください。プロの目で現在の壁の状態を正確に診断し、最適な施工プランをご提案いたします。
    明日の火曜日は、塗装の機能性や費用にまつわる「プロの豆知識」をお届けします。今週もどうぞよろしくお願いいたします!